今、南青山のTOTO乃木坂ビル 3F  Gallery 間 で 3月28日まで「Tange by Tange 」という丹下健三作品の写真展をやっている。 建築家丹下健三さんは 2005年に亡くなられたが、東京オリンピックの代々木体育館や赤坂プリンス、東京都庁などを設計した 日本人で最初にプリッカー賞を受賞した建築家で 「機能的なものが美しいのではない。美しきもののみ機能的である。」という言葉が有名です。

まず、世界的建築家 ル・コルビジュエの「機能的なものは美しい」という言葉がある。 機能的なものが美しいのは良く判る しかしその逆の 美しきもののみ機能的・・というのは考えても難しい、簡単に理解は出来ないが でも世界は全く違うけれど歯科の仕事を長くやっていると この「美しいもののみ機能的」というのも頷ける、納得出来る症例に幾つも出くわしている。アタッチメントという入れ歯の安定装置や、インプラント形状とかインプラントとジョイントするアバットメントという装置など 挙げ出したらキリがないし もっと極端にいえば技工士さんが作ってくる被せ物の形態ひとつにも当て嵌まる。 とまぁ、実はデザインだけの話でなく、物事の本質を集約しているのではないかな~ 丹下健三さんという人の物事の考え方や拘りなど生き様がそのまま表現されていると思う。

ところで、この乃木坂の Gallery 間 は 2007 年か 08 年頃、安藤忠雄さんの住吉の長屋を実物大で再現して展示したのでわざわざ見に行った事がある。写真や縮小模型では判らない狭さや暗さ、暑さ寒さが体験出来た。かなり大掛かりな展示だったので後にも先にもこんな企画はもうないと思う、行った甲斐があった。 今回の丹下健三展も行きたい気持ちはあるけれど、写真のみなのでどうするか迷ってしまうし 今回が 1949-1959 という事は、またその後の作品展があると思える 何度も行く事になるのもなぁー、、、迷う。それに最も見たいのは、赤坂プリンスや、東京都庁とパークハイアットなど晩年の作品に興味があるからなぁ。

ひろ歯科医院