ブレードランナー 2049
映画はTV放映を録画しておいて観るか DVDを借りてきて観る事が多いので 映画館までわざわざ行く事は少ないが、この間から何度か映画館まで観に行ってる。まず「ドリーム」というNASAを舞台にした映画で まだ黒人差別が普通に行われてた時代の、宇宙船の打ち上げや地球に帰還する際の再突入軌道を解析する複雑な計算式を黒人女性が解き 帰還するまで描いた話で結構面白かった。ただ、如何にも「人種差別問題をテーマにしたアカデミー狙いですよ」という製作意図が丸見えでちょっと白々しいかも。 北野武作品「アウトレイジ最終章」も前作、前々作を観てるので何となく観に行ったけど、北野武ってあんなに演技が下手クソなのに何で出てくるのかな、自分が主役をやりたいから映画作ってるとしか思えない、途中で出たくなった。
そんな事より今とっても気になってるのが10月27日公開の「ブレードランナー 2049」、前作は1982年公開となってるので観たのは大学時代という事になる。前作の舞台である 2019年のロサンジェルスの街並みは工業デザイナーのシド・ミードがデザインしてるが、ずっと降り続く雨の暗い街並みの 高層ビルやその隙間を空中で飛びまわる車、カタカナや漢字が並ぶ日本語の看板や芸者風衣装のネオンサインなど 目の前のスクリーンに映し出される未来にかなり強いショックを受けたのを良く覚えている。ごく最近、深夜の放映で「ブレードランナー」をやっていたので録画して観てみたが でもこの作品には古さを感じない。 アーサーCクラーク原作、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」とその続編「2010年」と、「ブレードランナー」はSF映画の中でも別格の様に思う。 だから「ブレードランナー2049」が早く観たくて眠れなくなっってしまった。
前作のデッカード(ハリソン・フォード)が2049でも出てくるけど、レプリカントのレーチェル(ショーン・ヤング)は今作品ではどうなってるのだろう、気になるなぁ。