きっちんケミア
きっちんケミアが閉店するという情報が友人から入ってきた、検索すると「50年間お客様の支えがあり、営業出来たことを心より感謝いたします。建物、身体とも老朽化してしまいました 3月下旬頃閉店する事になりました。開店以来のご愛顧、誠にありがとうございました。きっちんケミア」という挨拶文の写真がすぐにヒットした・・・。
ケミアへ通う様になってまだ3〜4年。如何にも昭和っぽい外観や、ショーケースに並んだ食品サンプルから 「なんかむっちゃ気になるなぁ、入ってみたい」と思って前をうろうろしてても中々一人で入る勇気がなくて やっと数週間か数ヶ月が経過したある日 お昼過ぎにドアを開けて入ってみた。カウンターのみ 12〜3席の入り口から4つ目か5つ目に座ってハンバーグ定食を頼んだ。優しい穏やかなマスターと奥さんの人柄に、そして出てきた料理の懐かしい美味しさに いつの間にか取り憑かれ通う様になった。行く度にいろんなメニューを頼み殆ど1周した頃からお店メニューのお気に入りを代わる代わる注文する様になり また自転車の帰りに仲間を誘って行ったりしたが 奥さんから世間話や日々の話題を話しかけらたり「毎度〜いらっしゃい」と 声をかけて貰える様になった。閉店は自分も相応の年齢だし続けて行くのはしんどいわな〜というのも良く解るけれど残念、というか〜寂しい気持ちが強い。
昨日、晩ご飯は要らんからと朝 家を出て診療後に食べに行ったけど 閉店を聞きつけたお客さんが多く詰めかけた様子で奥さんが「ごめんね、私がダウンしそうで無理なので早仕舞いさせてもらったの」と店内の行列の向こうから声を掛けてくれた。明日の祝日はやってますというので、夕方 5時の開店前から自転車仲間の Eさん、Tさんと行列に並んで自分はオムライスとヒレカツ、サラダを食べてご挨拶して帰ってきた。長年お疲れ様でした 美味しい洋食と癒しをありがとうございました。