以前に何度もこの weblog で話題にした事があるし、自己紹介の page(Favorite) にも記載してるので 記憶の片隅に留めて居て下さる方もいらっしゃるかと思うが もし歯医者になってなかったら、恐らく建築設計士になっていただろうと思う。1990年か もしかしたらもう少し前、安藤忠雄さんの「住吉の長屋」を雑誌で知りその発想のすごさに感動し、建物の美しさに強い憧れを持った。1992年に池袋 西武セゾン美術館で開催された安藤忠雄建築展を見に行ったし、2008年にTOTO 乃木坂の gallery・間 に作られた「住吉の長屋 実物大模型」も見に行った。今も依然として美しい建物への憧れや興味は深く自分の中に存在する・

今日は大阪のある女性建築設計士さんに時間を空けて貰い、お会いして過去の作品についてのお話を伺い またご自身がお住まいの私邸を見せて頂いた。歯医者の仕事でも、ジャズピアニストの演奏とか フレンチやイタリアンとか日本料理もそうだし 建築設計士さんでも作品にはその人の個性やセンス以前に 人間性の様なもの、例えば優しさや細やかさ 穏やかさ 面白さ 奥行き 人との平衡感覚などが全て作品に表れると思う(・・・最近の安藤忠雄さんには作品も人間性にも何ら魅力を感じなくなってしまった) 今日は朝10時前に家を出て、日の暮れ寸前に帰宅したが、有意義な半日を過ごせて良かった。 ただ、ウチの奴が生まれて 間もなく亡くなった父親の、入院先だった「大阪医大病院を見たい」と言っていたのに、時間の都合で寄る事が出来なった事が心残りです。また行く機会があれば今度は寄ろうと思う。

ひろ歯科医院