金曜日は仕事が終わってから車でBluenote名古屋「大西順子トリオ 」のセカンドに行ってきた。大西順子さんのピアノもBluenote名古屋に行くのも久しぶり、多分前回の大西順子NY トリオ以来と思うので5年ぶりぐらいちゃうかな。 21時15分に時間通り開始で、まずドラムの山田玲オリジナル曲から入り 次が今回のアルバムから「Tea Times 2」、あとは昔のアルバム曲のアレンジが殆どでした。

久々に聴く大西順子さんのピアノは、確かにテクニックはあるしダイナミックな強いタッチや繊細で優しい音やその表現も凄いし、リズム感も昔と変わらないけれど なんか~本当にピアノが好きで純粋に目の前の鍵盤を叩く事に没頭して弾いてる音とは違う? 心から楽しんで奏でる音とは違うよなぁ、という印象を受けた。 「何で引退し、何でまた復帰したのか」という自分自身の迷いがそのまま音に現れてて 聴いてるこっちが不安な気持ちになってしまう様な音しか出せてない様に感じた。NYトリオで活躍してた頃や、世界的に注目されツアーを行ってた頃とは何かが違う。あれほど大西順子が好きで全てのアルバムを それこそホンの些細なフレーズまで鮮明に 耳に 頭の中にこびり付くほど聴き込んだピアノなのに、本当にその人なのだろうかと思った。 まぁしかし、自分も徐々に慣れてきたのか大西さんのテンションが上がってきたのか、最後に行きつく頃には「わざわざ来るだけの価値はあったかな」と思えた。 終わってから腹ペコなので栄で遅い晩ゴハンを食べて、家に帰り着いたのは午前1時前でした。

因みに、今回のライブを教えてくれたドラムをやってる 昔からの患者さんは、ファーストステージに行ってて その感想をmailで頂戴しました。 彼は今回のライブに大変満足したそうで、10月にあるBlueNote東京のライブに行こうか迷ってるそうです、やはりレコーディングメンバーのライブ(ベース:ジュニオール・テリー ドラム:テリオン・ガリー)が聴きたいとありました。

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