Italjet Dragster
2002年に Italjet Dragster という 2st 単気筒 180cc のイタリア製スクーターを新車で購入し 10年位の間ずっとあちこち弄ったり、チューンアップパーツを取り付けたりして大切に持っていたけど 2012年か 13年頃、以前から欲しがっていたナッキーに 譲ってしまった。 手放した理由は 北海道に 1098r でソロツーリングに行った際、スーパーバイクは全く荷物が積めず、仕方なく1098専用のタンクバッグと特大のバックパックを背負い、その中に入りきらない程の荷物を満載し 4泊5日で約1500ｋｍを走った。 タンクバッグが邪魔でハンドルは切れないし、バックパックの重さが肩にのしかかる。また、走行中は浮き上がりにも苦労した、1日目から既に肩凝りは尋常ではなかった、運良く事故は起こさなかったけど立ちゴケはした。そんな辛さを経験したが、でも北海道は素晴らしくて帰って来てからも再び北海道の大地をツーリングする姿を夢に描く。 また再び訪れる日の為に 結局、悩んだけどスクーターをツーリングに適したバイクに買い換える事にして、Italjet Dragster 180 は Ducati HyperMotard 796 に入れ替わった。
大きなバイクは、Ducati でもbimota でも何でも やっぱ乗るには気合いがいる。もっと気軽に乗れる、買い物や雑用に使えるスクーターが 1台欲しい・・・ いろいろ考えてみた。 Dragsterは生産終了から 15年以上経った今も人気は衰えず、特にヨーロッパでは未だに新品パーツが何でも手に入るし チューンアップパーツまで全て揃ってる、注文さえ入れれば欠品してても再生産して送ってくる。そんな風にパーツの入手は可能だし、やはり Dragsterが欲しいと思った。（確かこのスクーターは、NY近代美術館やグッゲンハイム美術館に保存されている） ヤフオクで根気よく探して安い中古を買った。東京から配送して届いたら、流石に安いだけあって想像以上のボロだった、エンジンも掛からないしそこらじゅう錆びまるけ、ゴム類は劣化して破れたりひび割れてたり～。 近所のバイク屋さんでとりあえず走れる状態まで整備して貰い、登録は済ませた。 なんかなぁ、でもこのスクーターを綺麗にレストアするまでが、また楽しいのカモ？
