少し涼しくなってくると、講演会が多くなる。9月3日には名古屋今池で開催の歯科医師、歯科衛生士対象の歯周病セミナーに申し込んであるが 10月は KITTE名古屋3Fホールで Straumann Digital Tour 2017 が開催されるので早速申し込んだし 11月には ITI Section japan 主催のインプラントスペシャリスト申請の為の講演会が品川で開催される。公認を取得するには症例の提出や推薦者などいろいろと細かい規約はあるけれど、今回からスタートする制度の案内が優先的に来たので一応申し込んだ。

インプラントに関して言えば、日本には国(厚労省)が制定したインプラント学会は存在せず ○×インプラント学会認定医も相応の金額を払い既定のカリキュラムを終えれば誰でも○×インプラント学会認定医や指導医は取得する事が出来る。 しかし今回の ITI(International Team For Implant)という非営利の国際的な学術団体が事務手数料のみでスペシャリスト認定を行うに至ったのは多分 あまりに不勉強で儲け主義な歯科医師の めちゃくちゃなインプラント治療に対し ITIとしての一定の基準を設けたいという時代の流れから来てると思うがその分ハードルは高い。 インプラントは歯科医師の儲けの為ではなく患者さん自身のQOL維持のために行う治療なので、診療に対し真面目に向き合う姿勢があれば また勉強や努力を怠らなければ どっちでもいいとは思う 要するに歯科医師の「質」の問題ではないかな。

ひろ歯科医院