イタリアのカロッツェリア、フェラーリのデザインで有名なピニンファリーナ出身の工業デザイナー奥山清行氏がデザインした車「kode57」の記事を web で観た。V12をフロントに載せたロングノーズのオープンカーは中々カッコ良い。フェラーリ好きには怒られるかも知れないけれど、ピニンファリーナのデザインは大人しくて個性に欠けるので、マルチェロ・ガンディーニがチーフを務めたベルトーネ(今は消滅)や ややもすると醜いとかグロデスクと言われるザガートのデザインが好き。なので、ピニンファリーナ退社後に山形県で活動を開始したケン奥山氏がピニンファリーナを離れたあと、どの様にピニンファリーナ色を払拭し自分の個性を発揮していくのか楽しみで、kode7 ~ から注目してた。 今回の kode57 はボンネットフードから飛び出た V12エンジンヘッドやシャープなラインを基調としたデザインの潔さに好感が持てる。 しかし、所有してみたいか?といえばまた全然別で この車の価格で、マルチェロ・ガンディーニデザインの中古カウンタックやディアブロが何台も買えてしまうと思われるので自分的にはちょっと違う・・・何にしても絶対に無理な 夢の話でした。

ひろ歯科医院