11月22日(水)はお休みを頂いてCARES Solution Center の見学に行って崎田社長から約2時間あまり、お話を伺った。大きなビルの4F と10Fが CSC になっており着いたらそのまま10Fのプレゼンルームに通されたが このフロアには機器が並んでいるだけで殆ど人がいない 崎田社長の目指したラボと言うのは 人(デンタルテクニシャン)はマシンに支持を与えるだけで実際にはマシンが全ての工程をこなす技工という、それが何年もの年数を費やして漸く形になったのがここ品川の4F 及び10F のCSCらしい。メーカーでは作れないから自社でソフトまで開発しそれを形に出来るだけの性能を持つ大型機器まで備える。製作した技工物を実際に見て手に取って触ったみたけれど、息を呑むほど素晴らしい パッシブフィットという言葉があるがこのような精度の技工物が存在するのを初めて目にした。 今回、TRIOS5を導入するかどうか、TRIOS5はデジタル技工に本当に役に立つのかどうかラボとの連携などについて詳しく知りたかったけど、それについては崎田社長からある提案を受けた。翌日、東京コンファレンスセンターで開催された ITI Section Meeting 2023 では朝からプログラム通りに進行する講演を聴き、ティーブレイクの際以前から懇意にして頂いている横山先生とエスカレーターで一緒になり 少しデジタル技工の事 とりわけTRIOS5との連携についてどの様にお考えなのか尋ねてみた。横山先生はデジタルに移行する気持ちはあまり無いご様子でその理由を「そこのソファに座ろう」と過去デジタルインプレッションに移行しようとしていろいろ試して結局今までのシリコンインプレッションのスタイルに戻ってしまった経緯をお話し下さり、廣先生はデジタルで何がやりたいの?と 長い時間(ティーブレイクタイムはとっくに終わってる)お話くださった。確かに CSC 崎田社長の仰る体制を整えるのは少し大変な事ではあるし もう暫く考えてゆっくりと結論を出す事にしようと思う。

さて、今回の東京では目的の神田まつやで蕎麦を食べ 竹むらで杏みつ豆と粟ぜんざいを食べることが出来た、ほんと美味しい。翌日は講演会終了後に 20年ぶり位になる渋谷に行ってみた、街並みも景観もすっかり変わっており懐かしさなどより驚いた、浦島太郎やな。・・・慌てて品川に戻りお弁当を買ってのぞみに乗り込んだ 疲れたけどむちゃくちゃ有意義な2日間でした。

ひろ歯科医院