抜歯時やインプラント手術の際 或いは器具の洗浄用に医療機器メーカー製のオゾン水生成器を 20年ほど前から使っていたけど、半年に一度の空気乾燥材や 1年毎の分解材カートリッジ交換などメインテナンスもきちんと行っているのに この間からオゾン特有の匂いがあまり感じなくなっていてメーカーさんを呼んで点検して貰ったら電極の交換が必要と診断された。しかし機器が古く修理対応年数を過ぎており交換不可能となっているという事なので、新しい後継機に買い替えた。外観はそれなりにリニューアルされ手をかざすとオゾン水が出るオートセンサーが付いたが、オゾン水を発生する機構そのものは何ら変わっていない様子。買い替える前に医療用だけでなくあらゆるオゾン水生成器を調べてあちこちの製造メーカー技術部に電話でいろいろ詳しく訊いてみて、発生機構の新しい機種もあったが 殆どが食品用とか工業用なので大きく、また本体価格やメインテナンスコストも高いのでやはり後継機種を購入する事にした。

ピュアトロンO3のパンフレットから抜粋して少し記載しておきます。

オゾン(O3)は、酸素(O2)に酸素原子(O)が結合した無色の気体で、大気中に存在し酸素原子を放出して酸素に戻ろうとする性質があり、放出された酸素原子はその強力な酸化力により細菌の細胞膜を酸化して破壊します、細胞壁を失った細菌は細胞内の成分が外に漏れ出る溶菌作用を起こし、瞬時に死滅します。オゾン水はこのオゾンを溶存する水で、水に溶けたオゾンはガス状のオゾンより反応速度が速いため、除菌・脱臭・洗浄に優れた効果を発揮します。また使用後は分解して元の水と酸素に戻るため残留性もなく、環境汚染の心配もありません。除菌力は塩素の約7倍もあると言われ、耐性菌を作らず手荒れの心配もありません。

と、いう事です。

ひろ歯科医院