佐野研二郎デザインの東京2020エンブレムが　ベルギーの劇場「Théâtre de Liège」のロゴと酷似していると評判になっているけど、これ一見して　そのままやん。

本人はまったく知らなかったと否定してるけど、デザインという物は　過去に何処かで目にして、細かいディテールやプロポーションは覚えてなくとも　その時に感じた印象がずっと頭の中に残っていると　知らず知らずの内にそのデザインをモチーフにして　自分のイメージを膨らませて完成させるという事がある。　参考にして発展させた結果、完成した作品が元のデザインを連想させる様なものでは　プロの作品としては稚拙でお粗末だし「盗作」とか「パクリ」と言われても仕方ないが、この東京2020とベルギーの一体何処に違いがあるのだろう？　たまたま偶然であっても、世界的に有名なデザイナーなら無名のデザイナーが作ったベルギーロゴと似ている事自体、自分のセンスやポテンシャルに限界を感じる事になると思うけど　この人はどうなんかな、へっちゃらみたいやね。

また、新東京国立競技場については「最初から間違ってる」と思う。この weblog ページが前のアプリで動いてた頃に書いてるので読まれた方もいるかと思うけど　コンペティションの応募資格が厳しくて参加出来る建築家が少なすぎる事が問題で　採用されたザハ・ハディ案は1300億の基準を大きくオーバーした3000億円なので元々失格の筈。　確かに最初の3000億デザインは美しく素晴らしいが、予算オーバーしても良いなら幾らでも綺麗なものは出来る。採用後に修正した1600億円の縮小バージョンは地面に這いつくばった亀の様で　何でこんなみっともないデザインに1600億も出すのだろう、汗水出して働いてやっと収めた国民の税金を無駄に使って　舐めとんのか？と思った。　新東京国立競技場は京都駅デザインコンペの再来と最初から非難されてたけど、こんなに何から何までお金のかかる東京オリンピックなんかやらなければ良いのに～とつくづく思う。おもてなし隊（ボランティア）の制服もデザインが酷すぎると非難が殺到してる様だし　一体何やってんのかね？

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