山中千尋さんのニューアルバム「SYNCOPETION HAZARD」初回限定版 DVD 付が今日Amazonから届いた。 一応ざっと聴いてみたが、やはり山中千尋らしい 大人しくて 寂しげなピアノアルバムって感じ。

このアルバムタイトルにわざわざ「ハザード」と付けるのは一体何を意図して、何を表現したい為なのかイマイチ良く判らない。シンコペーションは音の強弱を変えて演奏する手法だった?と思うが ジャズピアニストなら勝手にテンポやタッチの強弱を変えるのは ごく普通に「単なるアレンジ」の範疇だと思うが、ハザードと謳ってる程のショッキング性は何も感じない。演奏曲のオリジナル作曲者や演奏者に対する自己アピールなのだろうか? 山中千尋さんのファンにとってはどんな演奏やアルバムも聴けてる事、接していられる事すべて嬉しいと思うけど 私ひろはバークリーを卒業したての頃のNYライブや、情熱大陸で取り上げられた頃とか 澤野工房からデビューしたての頃の方が 何故か今よりずっと魅力を感じてしまう。 あくまでも個人的な好みの問題なので今回のアルバムも決してハズレだったとは思わないし、寧ろピアニストとして素晴らしいので もっと偏った自己中心的な演奏を聴いてみたいと いつも山中千尋さんには思ってしまう。生まれも育ちも何もかも良すぎて 元々真面目で優等生なのかも・・・

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