6月4日に大阪梅田の グランフロント大阪北館10 F ナレッジキャピタルカンファレンスルームで開催された 「Advanced Implant Dentistry 美しさと機能性を両立する最新のアプローチについて」という講演会に行ってきた。3日の診療終了後に近鉄で難波まで行き地下鉄御堂筋線で梅田へ。予約してあった梅田駅隣接のホテルにチェックインして荷物を置いた後 今は閉店して弟子のお店が残るのみとなった揚子江ラーメンを食べに出掛けた。梅田はグランフロント大阪が出来た年に安藤忠雄さん監修の庭「うめきた広場」を見るのが主目的で行ったきり 全く行ってないので大まかに10年ぶりという事になる。大阪万博の関係か大阪駅界隈の再開発でただでさえグジャグジャと入り組んだ街が今はもっと解りにくくて 迷う迷う、迷って迷って中々着かん。漸く辿り着き懐かしの揚子江ラーメンを食べた、ちゃんと味を受け継いでいて やっぱり美味しい。

翌日4日は朝から講演会の開始までウロウロして早めのお昼ご飯を食べ、グランフロントに行ってウロウロ。

講演会は3人のスピーカーが Straumann BLX Implant に関係するテーマでそれぞれの研究や症例を発表したが 今はほぼデジタル化を外す事が出来ないという方向で終始したように思う。3人目の勝山先生は先週の名古屋SC講演と最初の方は内容が被っていたけどある程度進んだら続きの様なコアな内容となり高齢化や人口減少、GDPの低下など日本のインプラント医療の展望や今後のアプローチなど大変興味深く、考える必要性を痛切に感じた。また臨床では高齢で全身的リスクの高い患者さん(総義歯)へのフルアーチ即時埋入、即時負荷をいかに短時間で行うかというケースが紹介された。またデジタル化は否定しないけれどアナログ的な部分を無しにする事は出来ず、最終的にはスキルやテクニックが重要となるという話には大変納得出来た、自分も常々そう思っている。

ひろ歯科医院