Straumann BLX
Straumann implant に新しいシリーズが追加される。TissueLevel implant には抜歯即時に有利な骨内に埋入するボディ部分から歯肉と接するネックにかけて徐々に太くテーパーのついたTE(テーパード・エフェクト)というimplant が存在するが、今回発売のBLXは今までの BoneLevel に比べより一層抜歯即時埋入に特化した形状や特徴を持つ。深いスレッド(ねじ山)やフルテーパー(先端に向かい細く) またセルフタップに優位なカッティング性能を備え、既存骨をインプラントボディ周囲に凝縮 圧縮するためのチップフルートが存在する。また特筆すべきはそのバリエーションの多さで、今まで直径が 3.3、4.1、4.8、最近追加の 2.9mmの4種類だったのに対しBLXでは最初から、3.5 3.75 4.0 4.5 5.0 5.5 6.5 の7種類ものサイズ展開がある。材質は今までと同じTiZrで、表面性状は オステオインテグレーションの獲得まで僅か 3~4週で確立可能な SLActive である。この形状やサイズは抜歯即時だけでなくとも既存骨へのアプローチにも初期安定性に優れると思われるので、取り敢えず使いそうなサイズを15本ほど 専用ドリルや工具がセットになったカセット共に注文した。情報だけは早く入ってきてるが発売開始はもう少し先らしい。