今年 3月末にバイクを売却して、16歳からこれまでずっと乗り続けてきたオートバイの世界から足を洗いました。そして、発足当初から所属していたツーリングクラブ「m2SR」も年末の忘年会でお世話になった皆さんに挨拶して退会する旨を届けました。

年齢的にも体力的にもバイクは卒業が適切ではないか?と言う考えが突然頭をよぎり 約2年前に所有してた2台のバイク(DUCATI MH900e、 MV Agusta Dragster)とスクーター(ITALJET Dragster 180)の3台全てを売却したのですが、バイクに乗り続ける事の不安感を打ち負かす程 もう風を切ってバイクと一体となり走る事への意味や魅力をあまり感じて無かった様に思う。暫くは空っぽになったガレージを見て寂しいし、次第に気に入ったバイクを1台だけ所有して眺めていたい、お天気の良い日にマイペースでソロツーリングがしたいと感じる様になり そんなある日ネットで見つけた 2014年式の DUCATI 1199 SuperLeggera を購入しました。眺めるのもまた走るのも最高のマシンでしたが 昔々 DUCATI 750Sをレストアして、乗るよりも眺める時間が圧倒的に多い状態に「バイクは走らせてこそ価値がある、飾っておくとか 投資の対象ではない」と感じた時と同じ思いに嵌って「バイクに申し訳ない」と自責の念に駆られる日々が続く。 1,340kmで購入し、2年間でたった2回 約300km しか乗っていない (売却時 1,600km) 元々サーキット専用とも言える限定車 スーパーバイクの美しさや卓越したポテンシャルにしか魅力を感じなかったけど、そんなマシンを操れる腕も才能もない、サーキットを走れなくなった時点でこういうカテゴリーのマシンは除外すべきだろうと思う。ある日譲って欲しいと声が掛かり売却しました。

さてさて、バイクが無くなって2ヶ月あまり 長距離や高速道路を仲間と走る事には何の未練も無いけれど 自転車のみでは困る場面も時々ある。近所でも背負えない大きな荷物、重い荷物がある時や、自転車では時間が足りないとか距離的に無理という時にカブかスクーターがあればとても便利という場合って結構あるので、前に持ってた ITALJET の新型スクーター Dragster を購入する事にした。昨年末に追加となった排気量 300cc の限定カラーがまだ残っていたら注文したいと電話を入れたら「当店の注文分は売却済みですが、他店で限定カラーの未契約車両が余っていたら回して貰う」と電話を切って5分後「大丈夫です」と電話が来た、なんともラッキー? バイク用のヘルメットやグローブ、シューズなど処分しなくて良かった 6月末納車になる。 やれやれ〜 やっぱアホやな。

 

ひろ歯科医院