インク沼

昨日の News ZERO を観てたら「インク沼」というテーマで万年筆のインクを取り上げてた 結構ブームになっているらしい。 
手紙や書類などの文章を作成するのは今殆どがコンピュータで手書きする機会は本当に少なくなったが、大学時代にイタリア・AURORA社の「ASTIL」という万年筆と、ボールペン「TESSI」が NY近代美術館の永久保存コレクションになった それまでの古臭い万年筆のイメージを覆す美しいデザインで一目見るなり随分憧れたが 実際に手に入れるのはずっとずっと後の事です。 大学卒業後に勤務した名古屋市中区錦の歯科医院では カルテは院長に倣い極細の万年筆を用いて斜体で記載する決まりとなっていた為 漸く万年筆 ASTIL と一緒にボールペン TESSI も購入した。 しかし、自分自身の中では万年筆への思いは退職後も消えずどんどん深みに嵌っていった。開業して暫くしてから購入したイタリア・Montegrappa のベージュのセルロイドボディの万年筆をずっと愛用してたが、インク漏れを起こしセルロイドがセピアインクに染まってしまい 分解して清掃中に壊れてしまった。そこからは もう AURORA の魅力に取り付かれ ヤフオクでコレクターが放出した希少な限定品を運良く安く手に入れる事が出来て愛用している。万年筆に凝るとインクにも拘りを持つ、いくつものインクを持っていたが、いま主に使っているのは PILOT の iroshizuku というシリーズで お気に入りはセピア系の「稲穂」とブルー系の「露草」です。今も手紙は下手な字であっても やはり万年筆で思いを込めて 書きたいものだと思う。